1/35 TAMIYA Schwimmwagen type166


使用キット: 
TAMIYA        Schwimmwagen type166
Voyager Models    クランプセット
MR Model       ワイドタイヤセット
Echelon       Schwimm用ミラーシール

☆ 工 作
 気になったところをプラ板、真鍮線、使い残しのエッチングパーツ(PE)等で手を入れてます。
写真1 
1. 車体前部のパイプ(?)は若干太めと感じたので、0.6mm真鍮線に置き換えています。ナンバープレートは
  プラ板です。パイプの根元部分はキットのパーツを使用し、瞬接で固め、真鍮線と同じ太さに削り出しています。
2. 車体上下の溶接跡を伸ばしライナーで追加。
3. ウインドシールドの固定軸部分にプラ棒と蝶ネジを追加。
4. 小銃固定具は使い残しのドラゴン付属PEのクランプから適当に加工。
5. ウインドシールド固定具も使い残しのPEから適当なパーツを組み合わせ、半田付けして加工した。

写真2
1. 車体側面のパイプも前部パイプ同様に加工した。
2. キットではメーターパネルと一体になっている、この「箱」を切り離し、適当なPEを組み合わせ、箱の固定具を
  加工した。
3.MG34はドラゴンのGen2を使用。MG後部固定具の支柱は真鍮線に変えてある。前部固定具の支柱はプラ棒に
  置き換えタイヤハウスまで伸ばした。
4. 上下車体パーツの合いが悪く、段差&隙間ができるので、接着後瞬接を「塗っては削り」を繰り返して接合跡を
  消し、プラ板で補強板を追加した。
5. スクリューを固定するベルト&バックルを追加した。車体側にはベルトを通す金具を適当なPEから探し(フィギ
  ュア用PE)追加した。スクリュー側には真鍮線で取っ手を追加し、これにベルトを通した。
6. オールは粗いペーパー&けがき針&デザインナイフで木目を彫った。


 
☆ 基本塗装
写真3 Mrカラーのダークイエローに白とクリアーを足して吹き、明るめ&ツヤ有りに仕上げた。
     軽くウォッシング&墨入れしデカールを貼り、一日乾燥後クリアー+フラットベースを吹き、半ツヤに
     調整した。
     
1. タイヤはMR MODELのレジン製ワイドタイヤに換えた。トレッドのモールドが甘いのでデザインナイフを使い
  フリーハンド掘り込んだ。この時点で新選組のワイドタイヤは発売されていなかったのでMRのを使用したが
  今なら出来の良い新鮮組のワイドタイヤを迷わず使用します。(笑)

☆ 冬季迷彩塗装
写真4 冬季迷彩はMarderⅢ同様に施しました。詳しくはそちらを参照ください。
1. サイドミラーの支柱は真鍮線に置き換えました。
2. 幌はキットを使用し、際を掘り込んでます。


☆ ウエザーリング
写真5,6  ジオラマの地面に使用するピグメントが決まったら、それをそのまま使用します。ピグメントに
        タミヤアクリル溶剤を入れ、濃い目に溶き、筆で載せていきました。タイヤハウス内は特に何度
        も重ねて泥汚れをキツ目にしてます。車体下部側面はタイヤが巻き上げた泥が付いたように汚し
        ました。薄めに溶いたピグメントを墨入れの要領で、汚れに溜まり易い部分に様子を見ながら載
        せていきました。

1. サイドミラーはエシュロンの専用アルミシールを貼り、その上から透明エポキシ接着剤を載せ透明感&奥行きを
  出しています。接着剤の粘度が高いので、クレオスの薄め液で伸ばすと綺麗に広がり、ガラスのようになります。